fc2ブログ
2012/06/13 
a1_20120613155726.jpg
<<ストーリー>>
半年前に愛する妻を失ったベンジャミン(マット・デイモン)は
仕事を辞め、悲しみの渦中にいる14歳の息子と7歳の娘と共に郊外へ引っ越す。
そこは閉鎖中の動物園で、敷地内には動物が暮らしていた。
ベンジャミンは動物園の再建を決意するも、資金難が発生するなど
悪戦苦闘の日々が続く。しかし飼育員や地域の人々に支えられ、
少しずつ再建は進んでいき……。(シネマトゥデイ)

a2_20120613155726.jpg
この映画を観るのは決めていた。実は公開日に観たのだが、
前日にたまたまテレビ(アンビリーバル)でこの作品だと最初は語らずに、
この映画の実話を再現ドラマとして流していた。
奥さんが数年前に脳腫瘍で手術をし、再発を恐れて自然豊かな場所に、
移住することと旦那さんの動物園をやりたいという夢。
動物園を手に入れるまでの苦労や、
手に入れてからの柵の老朽化によるオオカミやジャガーの脱走を、
実際の映像をおりまぜながらの話だった。
奥さんも動物園に移住してから亡くなっていたし、
もっともっと経営的にもきつそうな物語であった。

a3_20120613155726.jpg
そして公開日にこの映画を観たら内容がかなり変わっていて、
いろんな部分を端折っていて、
より一般的に受け入れられそうなファンタジックな話になっていた。
実話とやや違うものの非常に観やすくて、
とても心温まる映画だった。

a4_20120613155726.jpg
監督がキャメロン・クロウだから、
とても優しくて女性により好まれそうな映画。
久々に普通の?人間役のマット・デイモンはもちろん、
動物園のスタッフにスカーレット・ヨハンソン
息子の小さな恋も、末娘の愛くるしさがとても良かった。

a5_20120613155725.jpg
名画として残るほどの作品だとは思わないが、
動物園の迫力や動物たちの息遣いを感じるには、
やはり映画館での鑑賞がオススメだ。
幸せへのキセキという邦題がふさわしいかどうかは謎だけど、
(家族は崩壊していないしずっと仲が良かったので)
ほっこり出来るのは間違いない。

a6_20120613155746.jpg
「幸せへのキセキ 公式HP」

エリザベスタウン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]エリザベスタウン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
(2006/11/02)
オーランド・ブルーム、キルスティン・ダンスト 他

商品詳細を見る


あの頃ペニー・レインと (1枚組) [DVD]あの頃ペニー・レインと (1枚組) [DVD]
(2011/01/26)
パトリック・フュジット、ケイト・ハドソン 他

商品詳細を見る
スポンサーサイト



2012/06/09 
d1.jpg
<<ストーリー>>
「金閣寺」「憂国」などの傑作、話題作を放ち、文豪として世界からも
高い評価を得ていた三島由紀夫(井浦新)。学生運動が全盛を極めている中、
彼は民族派の若者たちを集めて民兵組織「楯の会」を結成し、
有事が起きた場合には自衛隊と共に決起できるようにと訓練を行っていた。
しかし、自衛隊には能動的に出動する機会も権利もないことを知り、
落胆と不満を抱えていくようになる三島と「楯の会」の若者たち。
そして、そのいら立ちは抑えられないところまでに達し、彼らは日本のみならず
、世界中をも震撼(しんかん)させる大事件を起こす。(シネマトゥデイ)

d2.jpg
三島由紀夫氏の作品はいろんな作家の文芸作品を読んでから挑戦したが、
数冊の本を除いては、難しすぎて高校生の自分には理解ができなかった。
言葉も内容も理解する力がなく、諦めていたので、
もちろんこの事件はオンタイムでは知らないのだが、
非常に興味深いと思ったまま、すっかり頭からこそげ落ちていた。

d3.jpg
若松孝二監督は「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を初めて観た時に、
事件自体の衝撃もそうだが、頭をかち割られたようなショックを受け、
今時、こんなに骨太な映画を撮る監督がいらっしゃることに喜びをも感じ、
それ以来のファンになった。
とはいえ監督の作品を観る時は結構な覚悟を持って観ないと、
ズシンとくるから体調の良い時に。

d4.jpg
昭和の歴史には疎くて(日本史も世界史も疎いけど)、
この事件も自決したこととか、三島由紀夫氏も下世話な噂しか知らず、
だからこそまさか奥さんがいた事とかは当然知らず、
サウナのシーンとかでは少しドキドキしてしまった。
まあそんな事はどうでもいいのだけど、
三島由紀夫氏が天皇崇拝し、特殊な組織を結成していた事も、
そして何より大学の授業料値上げで闘争したり、
本当に日本を良くしようとする若者が多かった事に仰天した。

d5.jpg
今の所謂世の中で批判されている「ゆとり世代」を作ったのも、
「コンビニ前座り込み」を作ったのも今の大人であり、
教育という名で、ある種子供の頃から洗脳されて、
二度と学生運動など起きないようにコントロールされているとしたら、
非常に恐ろしいことだと感じた。
でも僕ら「新人類世代」でももはや迂闊な行動ができないのも、
そんな教育に作り上げられた人格なのかもしれない。

d6.jpg
喫煙者を減らし値上げし若者にちょっとした毒を与えなくなったことで、
ドラッグや脱法ハーブに走る若者が増えている。
ドラッグとタバコはどちらが危険だと思っているのだろう。


「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち 公式HP」

天人五衰―豊饒の海・第四巻 (新潮文庫)天人五衰―豊饒の海・第四巻 (新潮文庫)
(1977/11)
三島 由紀夫

商品詳細を見る
映画 | コメント:(0) | トラックバック:(9) |
スレッド:映画館で観た映画 | ジャンル:映画
2012/06/06 
c1.jpg
<<ストーリー>>
結婚式を挙げたばかりのペイジ(レイチェル・マクアダムス)と
レオ(チャニング・テイタム)。幸せに満ちた日々を送っていた二人だが、
自動車の追突事故に遭遇してペイジが記憶障害に陥る。
レオと出会ってからの4年間の記憶が消えてしまい、
夫のレオが誰なのかわからなくなってしまったのだ。
ショックに打ちひしがれながらも自分たちの思い出の場所にペイジを連れ出し、
改めて心の距離を縮めようとするレオ。しかし、
ペイジの元婚約者ジェレミー(スコット・スピードマン)が、
よりを戻すチャンスだと彼女に近づこうとする。(シネマトゥデイ)

c2.jpg
チャニング・テイタムはかっこいいなあと思うのだけど、
あまり日本では女性からの人気がないのかなあ。
まあ「GIジョー」の主役をやっていたなんて自分も気づかなかったし、
最近のラブストーリーものに出るようになってからの方が注目されてて、
あれだけのガタイならやはりアクションやスポーツもので活躍して欲しいな。
誠実そうな雰囲気はケビン・コスナーを匂わせる感じだ。

c3.jpg
この映画は事実に基づいて作られた映画だが、
最後の最後に本人たちの写真を出されるとあまりにもイメージが違い、
ビックリするほど。まあいいけど。
それにしても最近は記憶を失うという作品が多いなと思うのだけど、
正直言ってここまで内容が実直すぎると面白みには欠けるかも。
と言いながらも十分楽しんだけど。

c4.jpg
それにしても恋愛期間だけの記憶障害なんて見事すぎる。
その割には親友との絶交したことも期間外なのに覚えていなかったり…。
これならアダム・サンドラーの「50回目のファースト・キス」の方が、
楽しくて感動的だった。
ハッピーエンドではあるのだけど、ちょっとグレーな終わり方。
そこがちょっとむず痒かったりで、残念なとこでもある。
泣ける映画だと思ったのに結局は泣けなかった。

c5.jpg
実際の事故であり、内容を変えることは不可能だから仕方ないのだけど、
感動的ではあるけれど、何か物足りなさを感じてしまった。
泣けなかったのがそれなのかもしれないけど、
チャニングの「親愛なるきみへ」でも泣けなかったっけ。

c6.jpg
「君への誓い 公式HP」
6月に入ってからの公開映画は観たいものが沢山で困ってしまう。
毎日観に行けたらいいのだけど…。
自分の中での取捨に悩む毎日だ。
2012/06/02 
b1_20120602053515.jpg
<<ストーリー>>
ごく普通の高校生らしい毎日を送っていたネイサン
(テイラー・ロートナー)は、ひょんなことから誘拐されたまま
消息を断った子どもたちの情報サイトに、13年前の自分の写真が
載っているのを発見する。謎や疑念に支配されていくうちに、
周囲の人間が何者かによって消されていき、ネイサンも狙われるように。
それまでの日常と人生が仕組まれたものであることに気付いた彼は、
想像を絶する逃避行を繰り広げながら、すべての謎を解き明かそうとする。
潜在的な戦闘能力を発揮し、追手や刺客を倒していく過程で、
ある暗号の存在に行き着くが……。(シネマトゥデイ)

b2_20120602053515.jpg
トワイライト』シリーズのテイラー・ロートナー
調べてみたら初主演では無いようで、「シャークボーイとマグマガール」で、
ちょっと生意気なシャークボーイ役をやっていた少年でもある。
今回の映画の中でチビ扱いされていたがネットでは179もあるようで、
だけどもたしかに映画の中では身長はあまり高そうにない感じではあった。
ずっと空手をやっていたようなのでアクションはキレがあり、
次世代のアクション俳優になることは確約されていそうである。

b3_20120602053515.jpg
映画自体は確かにマット・デイモンの「ボーン~」シリーズに似ていて、
消息不明のサイトで自分の子供の頃の写真を見つけることから始まる。
ただ犯人とCIAと父親の関係がちょっと複雑に交差していて、
それ以外はスッキリと楽しめるアクション映画である。
戦うアクションと言うよりは逃げまわる方のアクション映画。

b4_20120602053515.jpg
非常に楽しめたのだが、
鑑賞した新宿ピカデリーの入場口で失った番号を劇中で探しだすと、
何かが当たるようなポスターがあったので数字が出てくるたびに記憶をして、
ちょっとそちらに気を奪われてしまった。
帰ってから新宿ピカデリーのサイトにアクセスしたら映画を観ていなくても、
応募できるクイズでちょっとがっかり。まあいいか。
今後共運動センスに長けたテイラー・ロートナーの作品には要チェックだ。

b5_20120602053515.jpg
「ミッシングID 公式HP」

シャークボーイ&マグマガール [DVD]シャークボーイ&マグマガール [DVD]
(2009/08/05)
テイラー・ロートナー、テイラー・ドゥーリー 他

商品詳細を見る
2012/05/31 
a1_20120531053707.jpg
<<ストーリー>>秘密組織MIB所属のエージェント
J(ウィル・スミス)とK(トミー・リー・ジョーンズ)は、
日々異星人の取り締まり追われていた。
長年コンビとしてやってきた2人だが、Kの単独捜査をいぶかしんだJは
直接そのことを彼に問いただす。だが、本人は全然聞く耳を持たず
何の情報提供もしてくれない。次の日、本部でJはKを捜していたが
40年以上も前に死亡していたと聞き……。(シネマトゥデイ)

a3_20120531053707.jpg
久しぶりの3D映画。いつもは避けていたのだけれど(眠くなるのと酔うので)、
やはりこの映画はあまりにも久しぶりなので迫力満点で観たいものだ。
まあ観終わった後、3Dの意味合いは奥行きぐらいのものかなと思ったが。
ビルからの落下シーンなどでスゴイのかと期待していたのだが。

a4_20120531053707.jpg
まあなんでこんなにこの作品の間隔が開いてしまったのかはわからないけれど、
コレまで通りの仲が良かったり喧嘩したりのパターンは一緒。
流れも特に目新しさは感じなかった。
過去に戻ったはずなのに何であんなに未来的なバイクがあるのだろうかとか、
あれこれ思いつつも懐かしがったり。

a6_20120531053707.jpg
ただ今回はやはりラスト。
え?と思うほど感傷的で感動的な展開が待っていて、
嬉しいような物寂しいような気持ちに襲われた。
こんなことを言うと失礼だがウィル・スミストミー・リー・ジョーンズも、
ここのところ大ヒット作は無いような気がするので、
またシリーズ再開を願いたいがあのラストではどうだろう??

a5_20120531053706.jpg
そのうちウィル・スミスの子供達も出演するようになるのかな?
まあ定期的に続いてくれることを切に望みたい。

a7.jpg
「MIB3 公式HP」
【Amazon.co.jp限定】 メン・イン・ブラック ツインパック + 「メン・イン・ブラック3」 3D一般ムビチケカード付(初回生産限定) [Blu-ray]【Amazon.co.jp限定】 メン・イン・ブラック ツインパック + 「メン・イン・ブラック3」 3D一般ムビチケカード付(初回生産限定) [Blu-ray]
(2012/04/25)
トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス 他

商品詳細を見る

プロフィール

ゴリラ道

Author:ゴリラ道
好きな俳優はデンゼル・ワシントン、ジャック・ニコルソン、マット・デイモン、ジェイソン・ステイサム、香川照之さん…。もっともっと必ず観たい俳優はたくさんいます。好きな監督はキム・ギドク監督とか三木聡監督とか多種多様。泣ける映画でごーっと泣いてストレス解消してます。

カレンダー

10 | 2023/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

リンク

フリーエリア

予約商品

FC2アフィリエイト











アクセスランキング

[ジャンルランキング]
映画
553位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
284位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カテゴリ

RSSリンクの表示