光州5・18

光州5・18 スタンダード・エディション

￥3,591
韓国最大のタブーとされた“光州事件”の衝撃と、巻き添えになった人々の悲劇を衝撃的に描いた問題作!1980年、韓国・光州市。タクシー運転手の青年・ミヌは、両親を早くに亡くし、高校生の弟・ジヌの親代わりとなって懸命に面倒を見てきた。そんなミヌは想いを寄せていた看護師のシネ、ジヌを交えた3人で映画を観に行くことに。そして、映画館の外で学生の民主化デモ隊と戒厳軍の衝突が勃発。3人も巻き込まれてしまい…。（「Oricon」データベースより）

何かのDVDの中の予告編で観て頭に焼きついていて、ようやく鑑賞。

この事件の時はもう僕は物心もついていたと思うけど全く記憶に無い。

もちろん世界情勢とか戦争とか内乱とかにはまだ興味がない時期だからかと思ったが、

この光州事件は韓国政府がずうっと封印していたのだから知ってるわけがない。

っていうかシルミドの事件もそうだったけど、韓国は封印してある事件が多すぎる。

きっとまだまだこの手の事件が封印されていて、またいつか解かれるのだろうか。

といっても日本だって第二次世界大戦でアジア各国で日本兵が行った殺戮などを、

知らないのは日本人だけだったりするわけで…。

とにかく理不尽な政治とか制圧とか弾圧とか戒厳令とか、

映画とわかっていても画面の中の手を引っ張って助けてあげたくなる。

悔しくて悲しくてその日は眠れないほど苦しくなる映画だ。

とにかく今は平和の大事さがとても理解できる気がした。

この衝撃は多くの人たちに感じて欲しいと思う。

先日観た「熱血男児」という素晴らしい映画の中のおばちゃんが、

この映画でもまた泣かせてくれた。ちょっとファンになりつつある。。