パリより愛をこめて

＜＜ストーリー＞＞CIAの異端児諜報（ちょうほう）員ワックス（ジョン・トラヴォルタ）とコンビを組んだことから、地味な諜報（ちょうほう）活動の日々が一転、危険な麻薬捜査に乗り出すこととなった駐仏アメリカ大使館員のリース（ジョナサン・リス・マイヤーズ）。捜査を続けるうちに、二人は爆弾テロリストによるアメリカ政府要人暗殺計画を突きとめる。（シネマトゥデイより）

すっかりアクション俳優と化して残念なマット・デイモンの「グリーン・ゾーン」を観たかった。
が、思った以上に混んでいて通路側はすべてどこも埋まっていて、
頻尿気味の自分からするともしものことを考えて近い開始時間のこちらに変えた。
もともとリュック・ベッソンの絡んだものだからこちらも観たいと思っていたのだが。

普通のバディ映画のような（もちろん2人の立場が違うけど）、
ともに行動しともに大暴れ。
なんとなあく気が付いていたような結末へと導かれ、
想像していたよりはちょっと押さえ気味な感じだったし、
リュック・ベッソン監督独特のちょっぴり切なさを感じることもなかった。

まあこの映画はなんてったってジョン・トラボルタ。
「サタデーナイト・フィーバー」の頃はまだ子供だったので流行った時期には未見。
大分たって大人になってから観たがその頃にはファッションも音楽もちょっと野暮ったく、
「スティン・アライブ」以降パッとしなくなってしまい、
久々に見かけたのが「ベイビー・トーク」だったっけ。
そこからよくまた上り詰めたものだ。
アメリカは他にもミッキーロークやロバウト・ダウニー・Jrとか、
辛酸をなめながらも中年になってから再ブレークする俳優が多いのが嬉しい。

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