東京島

＜＜ストーリー＞＞清子（木村多江）と夫（鶴見辰吾）が漂着した無人島に、23人の若い男たちが次々に流れ着くが、女性は清子のみ。いつまで待っても助けの船は来ず、いつしか島を“東京島”と呼ぶようになる中、彼女はただ一人の女性として特別扱いを受けてしたたかに生き抜く。月日は流れ、島に安住しようとする男たちにいら立つ清子は、脱出のための行動を開始する。（シネマトゥデイより）

日本では今まで観たことのないようなサバイバルムービー。
あまり前評判は良さそうではなかったので過剰な期待は捨てて、
とにかくリゾート気分だけでも満喫しようと思ったのが良かったか、
思ったよりも楽しいひとときであった。
とはいえラストとかちょっと理解しがたい部分があったのも確か。

木村多江さんが珍しく嫌な感じの高慢稚気な女性の役で、
男を変え味方を変えある意味たくましい姿にちょっとショックを受けた。
まあファンというわけではないのでショックと言うよりビックリ？
いや、役柄的にはイライラさせられたというのが本音かな。
それにしても女性は逞しい。

G.M役の福士誠治さんは僕には「ワルボロ」の気合の入ったヤンキー姿が未だに健在で、
どんどんソフトなイケメン風になっていくのがどうしても違和感があって、
もうちょっと男気ある（この映画の後半は男気あるが）、
世間の流行りに流されないタフな役をまた演じて欲しい。（この映画も良かったが）
まあ今の姿が普通で「ワルボロ」の方は完全な演技なのかもしれないが…。

そういえば男たちが大多数いたけれど、数人にしか見せ場がないので、
最後に誰が残っているのか、何がどうなったかがよくわからなくて、
ちょっと消化不良気味。

「東京島　公式HP」