ヒーローショー

ヒーローショー [DVD] (2010/11/26) 後藤淳平（ジャルジャル）、福徳秀介（ジャルジャル） 他 商品詳細を見る

＜＜ストーリー＞＞先輩の紹介でヒーローショーの悪役のバイトを始めた気弱な専門学校生のユウキは、
ある日、バイト仲間のノボルがユウキの先輩の剛志の彼女を寝とってしまったことから、
彼らの争いに巻き込まれていく。次第に彼らの暴走はエスカレートしていき、
ついには決定的な犯罪が起きてしまう。主演に若手お笑いのジャルジャルを迎えた井筒和幸監督による
青春バイオレンスエンターテインメント。（「Oricon」データベースより）

上映時には必ず観に行きたいと思っていたが、あまりのウケの悪さに踏み出せなかった。

「パッチギ」の時は不思議と気になり吸い込まれるように鑑賞して何回も泣いた。

でも「パッチギ　Love＆Peace」はそれ以上のものを狙ったのか、

制作費もいつも以上に掛かっていてとまどった。

芸人を使うことで監督の本来の映画を見れるのではないかと思ったが…。

やはり人気お笑いコンビを使ったのはある種の話題と集客のためかなと思ったが、

いや全然ジャルジャルはヘラヘラしながらも俳優然としていた。

がやはり阿部亮平さんが出てくると温度差が感じられたが…。

内容は～～これが現代社会じゃーといった所なのかな？

昔みたいに分かりやすいワルが犯罪を犯すのではなく、

蚊も殺せないような若者が実際に人を殺したり金で何でも解決したり。

親が政治家だとワルも一目おいたりとか。

まあ何度か噛みしめるともっと深い意図が見えそうな気がする。

でも一番の救いはラストの歌。あれでなんだかドロドロした気持ちがすっとした。

…って若い人は誰の歌かさっぱりわからなかったんだろうけど。

ピンクレディーは懐メロなのだろうか？？