バーレスク

＜＜ストーリー＞＞歌手になる夢を追い掛けているアリ（クリスティーナ・アギレラ）は、
セクシーなダンサーたちが毎夜ゴージャスなショーを繰り広げているロサンゼルスの
バーレスク・クラブで働くことに。オーナーのテス（シェール）のもと、たぐいまれな歌唱力と
傑出したダンスの才能を花開かせていくアリは人気者となり、クラブは盛況を極める。（シネマトゥデイ）

予告編を観た時から久々に観たいと思えるミュージック映画だった。
華やかさやゾクゾクする歌声、そしてサクセスストーリーときたら鉄板だ。
『月の輝く夜に』でしか見たことのないシェールがまた見れるのも期待の一つ。
正直言ってあまり知らない俳優が多いけど～てかんじで。

この主役のクリスティーナ・アギレラが歌手だとは全然知らなかったため、
アメリカの女優さんはここまでの歌唱力を身につけるまでレッスンするのか～と思い、
とにかく「すごい！」の一言。勿論歌手だと分かっても女優然とした演技力は素晴らしい。
映画のストーリーよりとにかくパフォーマンス。
それを映画館で鑑賞するのと家でDVDとかで観るのでは迫力が違う。
観に行けて良かった～と本当に思えた。劇場は小さかったけど…。

本来ならこの手の映画はもっと大きなスクリーンで観れたらなお良かったのだけど、
シネコンでは同じ映画が3D字幕・3D吹き替え・2D字幕・2D吹き替えと４スクリーンを占有するので
大作でも端っこに追いやられているようで、
せめて吹き替えがいい人はヘッドフォン貸出とか、3D眼鏡を外せば2Dで観れるとか、
何とか対策を考えてもらわないと3D映画が増加する中、
観たい映画が単館上映しかなかったりが最近の不満だ。
興行成績って毎週発表されるけど、単館でずっと満員の映画もあれば、
メジャーで大劇場でやっているのに客の入りが全然だったり、
結局は日本国内でたくさんの劇場で上映される映画には叶わないのも矛盾。まあいいけど。

一応サクセスストーリーなのだけどあっという間にサクセスしてしまって、
途中から恋愛映画化してしまったのがこの映画で唯一の個人的残念。
もっとショーとか成功までのプロレスが観たかったな。

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