もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら

＜＜ストーリー＞＞
病床の親友、夕紀（川口春奈）に代わり、甲子園の東京都予選であっさり一回戦で敗退した
野球部のマネージャーをすることになった女子高生のみなみ（前田敦子）。
しかし、エースの浅野（瀬戸康史）をはじめ、部員の大半は練習をさぼって遊び放題。
途方に暮れたみなみは、マネージャーの仕事について書かれた本を探すことにする。
（シネマトゥデイより）

原作はベストセラーだったのだけど未読。
もちろんドラッカーの「マネジメント」も未読。
全世界のベストセラービジネス書をヒントに野球部を管理するという内容は
とても興味深かったのだが、基本的にこの作品自体、
作者はAKB48のメンバーをモチーフに書かれたらしい。

ここのところAKB48の総選挙で号外まで出るほどなのに、
映画の方は意外と人が入っていないという噂をネットで見ていたが、
たしかにお客さんの入りはすごく悪かったので驚いた。
あの総選挙の盛り上がりはなんだったのだろうと思うほど。
もうファンはすでにみんな観終わったのかな…。

ビジネス書をしっかり熟読したことのない自分だけに、
ビジネス書がどれぐらい絡んでいるのかが自分には注目だった。
最初は字幕で大事なポイントをだしていてなるほどという感じだったのだが、
中盤ぐらいでドラッカーのビジネスライクな要素は殆どなくなり、
青春映画ガッツリになっていった。

面白く観れたけれど、どんな風にビジネス書を片手に、
弱小野球部を建てなおしていくかを期待していくとちょっと残念かも。
原作と「マネジメント」の両方を無性にきちんと読んでみたくなった。

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