ツレがうつになりまして。

ツレがうつになりまして。 スタンダード・エディション [DVD] (2012/04/13) 宮崎あおい、堺雅人 他 商品詳細を見る

内容（「Oricon」データベースより）
生真面目なサラリーマンだった夫はマイペースなスローライフを送り、
ネガティブでおっとりキャラの妻はポジティブなしっかり者に変身!?
夫がうつ病になったことをきっかけに、これまでの自分たちを見つめ直し、
成長していく夫婦の姿を描いた、細川貂々のベストセラーコミックエッセイが
待望の映画化!宮崎あおい、堺雅人、吹越満ほか出演。

僕自身もウツだ。いや厳密に言えば薬剤でのうつ傾向なのかな。

元々は不安神経症とかパニック障害で常にヒステリックなために、

精神的な異常な興奮を抑える薬を処方され飲んでいたら、

日常でとにかくだるくて筋肉も体も硬くて重たくなって動けなくなり、

今度は抗鬱剤を処方され、

よくよく考えたらヒステリーとウツの薬をのむということは、

おなかが痛い時に便秘薬と下剤を飲むような感じかもしれないと最近思う。

というわけでこの手の精神疾患を扱った映画は興味深い。

僕も精神疾患になる前は「うつ病」だとか「引きこもり」だとかに対して、

多少の偏見があったし、単なる甘えや怠け病だと思っていたが、

実際はうつ病はストレスや性格もあるが、脳波の異常らしい。

まあそんな事はいいとして、何が原因でウツになるのかわからない。

僕の知ってる限りでも「躁うつ病」の知り合いは結構いる。

みんな病気のことはカミングアウトしないのでわからないけれど、

だからこの映画をしっかりと心で観ることが出来たが、

奥さんが仕事を持っていたのが幸いだし、ペットが変温動物だったのも幸いかも。

ただあんなに真摯に励ましてはいけない気がした…。

まあ宮崎あおいさんだからこそなのだろう。

仕事をもらう時に「ツレがうつになりまして」なんて言うのもちょっと？だけど

まあ宮崎あおいさんだからそれで良かったのかな。

原作ありきだからしょうがないか。

それにしても西原理恵子さんを始め、女性漫画家の旦那は精神疾患が多いのは何故？

最後にあの下別府勇という役柄で長渕剛さんのTVドラマで一躍有名になった子役の

伊嵜充則さんが出ていたのも何だか嬉しかった。

でももう35歳…役柄も悲しい役柄で少しだけだったのは残念。

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫) (2009/04) 細川 貂々 商品詳細を見る

その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫) (2009/04) 細川 貂々 商品詳細を見る